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「読書で自分を高める」本田健 著

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本と戯れる時間が、自分を高めてくれる __本書冒頭より


読書とは?人生と本の付き合い方とは?
最近読書をするようになった方から、ひと月にそこそこ読むよくらいの方まで
楽しんで読める本じゃないかと思います。

著者を追って本に引き込まれる

著者の本田健さんは本当に本が好きなんだなと思いました。

ちょっとした時間があれば本を読めるよう常に本を持ち歩いていたり、
自分で広い書斎を持っちゃったり、
翻訳前(英語版)のハリーポッターを発売日に読み終えちゃうとか。

この本によると、本田健さんの本好きは子供の頃の環境も影響しているようで
両親も姉も読書家で本が好きだったようです。

著者がどういう人なのか、どういう思いでこの本を書き上げたのか、
著者の視点に立って読んでみるのも面白いかもしれません。

本の魅力とは

この本では、本・読書の魅力についてたくさん書かれています。

タイトルにあるように”成長につながること”や
先人たちの知識を得て”悩みを解決すること”、
あと、”成功やお金”についてなど。

私の思う本の魅力は、知識を得て世界が広がるということのような気がします。

私の知らない世界が本にはあり、
本を開けば、世界中、時代をも超えてその世界を味わうことができます。

自分の知識の無さ、無知の知を教えてくれるのも本です。

速読は知へのアクセスカード

本を読むためには、本が必要です。
本を手に入れるためには、本屋さん、もしくは図書館に行かねばなりません。

行ってみてそこで何万冊という本を前にしてため息をつくのです。
「一体、私は人生でここにある本のうち何冊読めるのだろう」と。

そこで、登場するのが”速読”です。

この本では、かっこよく「人類の知へのアクセスカード」と書かれていました。

速読は、「たくさんの本を読みたい」そんな願いを叶えてくれるツールです。
この本の中では使用例として、本屋さんで買う本を選ぶときのことが書かれていました。
面白いかどうかの判断が早くできます。

速読のコツも少し紹介されていました。参考になると思います。

おわりに

読書は楽しいです。

この本と同じように、
読書のすばらしさを理解する人が増えることを私も祈っています。